3学会合同呼吸療法認定士取得から更新までのすべて(2025年度版)
やっと大学や専門学校を卒業して国家資格げっと!ふー、勉強いっぱいした!解放だー!と、思っていたら働き出して先輩から知識や実技を叩き込まれて大変ですよね…そこに資格なんて…
分かります!!でも資格を取るにも色んな理由があります!
- 資格が欲しい(自分の価値を上げたい)
- この分野に興味がある。
- 勉強するきっかけが欲しい
- 先輩に取れって言われたから
などなど。実際私は先輩が持っていて、なんとなく受けられるようになったら受けてみよう。くらいの軽い気持ちで臨床工学技士3年目に取得しました。確かに取得にもお金はかかりますが、今勉強したことは長く医療業界で働く場合に必ず武器になります。

なんとなくでいいんです!でも、資格を持っている、持ってない自分を比べたら持ってる自分の方がかっこいい!そんな適当な気持ちでもいいんです!
それでは3学会合同呼吸療法人認定士について解説していくよ!
目次
はじめに~3学会合同呼吸療法認定士とは?
「呼吸療法認定士」は、酸素療法・人工呼吸器・薬物療法・呼吸リハビリなど呼吸ケア全般の専門性を証明できる資格です。取得までのステップと更新制度を“順序立てて”わかりやすくまとめました。
取得までの「5ステップ」
① 事前条件の確認
- 対象資格を有すること(例:臨床工学技士、看護師、理学療法士、作業療法士、准看護師)
- 各資格ごとに実務経験年数を満たすこと:
- 臨床工学技士:2年以上
- 看護師:2年以上
- 准看護師:3年以上
- 理学療法士/作業療法士:2年以上
- 過去5年以内に、認定委員会が認める学会・講習会等に参加し、12.5点以上を取得していること →勉強会ごとの点数はこちら医療従事者向け講習会・試験|公益財団法人 医療機器センター
※ この条件を満たして初めて次の講習会申込みが可能です。

呼吸にまつわる勉強会のチラシなんかに
「3学会呼吸療法認定士 点数12.5点付与」
とか、書いている勉強会に出ておこう!
② 認定講習会を受講
- 「eラーニングのみ」または「会場+eラーニング」の二方式があります。
- 2025年度例:
- eラーニングのみ:9月4日〜9月30日(3,000名/20,000円)
- 会場+eラーニング:8月23日(土)〜24日(日)、会場:東京都(290名/30,000円)
- 講義内容として以下の項目が含まれます:
- 血液ガスの解釈
- 呼吸機能とその検査法
- 呼吸不全の病態と管理
- 呼吸リハビリテーション
- 酸素療法
- 人工呼吸器の基本構造と保守/医療ガス
- 気道確保と人工呼吸
- NPPVとその管理法
- 開胸・開腹手術後の肺合併症
- 新生児・小児の呼吸管理
- 人工呼吸中のモニタリング
- 人工呼吸中の集中治療
- 講習会受講修了をもって、認定試験の受験資格が得られます。

会場では2日間でみっちりするので、頭には入りやすいよ!ただ会場が東京なので関東以外の人はeラーニングが現実的です!
eラーニングは会場の講義の録画なので、内容に差はないよ!
③ 試験申込み・受験
- 申込:メール登録フォーム等で行われ、書類提出もあります。
- 試験日:例年11月下旬~12月上旬の日曜日(2025年度は11月16日(日)を予定)
- 試験会場:東京都内(例:帝京平成大学中野キャンパス)
- 受験料:10,000円(税込)
- 試験形式:5択マークシート、約100問

提出する書類にはダウンロードできる期間が決まってるなら忘れないように要注意!定期的にホームページを開いて書類ダウンロード期間を見逃さないようにね!→ホームページ3学会合同呼吸療法認定士認定委員会|医療従事者向け講習会・試験|公益財団法人 医療機器センター
④ 合格/認定登録
- 試験に合格すると、認定士として登録されます。合格率60-70%
- 合格発表は年末・クリスマス前後に封筒が届きます。
- 資格有効期間:取得から5年間。
⑤ 更新手続き(5年ごと)
- 更新時には、「認定更新用講習会・学会出席・論文発表など」で一定の点数を取得する必要があります(例:取得から更新までの5年で50点以上)
- 5年で一度も勉強会に参加していなくても、「認定士更新のための講習会:1つで50点付与」なんかもあるので更新年には抑えておきましょう!
- 更新申請:制度改定等により内容変更あり。取得後も常に最新情報をチェックしましょう。
出題範囲
以下の領域が主に出題される主要テーマです。講習会テキストに準拠しています。
- 呼吸療法総論
- 呼吸解剖・生理・血液ガス
- 呼吸機能検査法
- 呼吸不全の病態と管理
- 酸素療法
- 人工呼吸器の構造・設定・モニタリング
- 気道確保/人工呼吸管理
- NPPV(非侵襲的換気)管理
- 医療ガス・機器保守
- 薬物療法(呼吸器領域)
- 吸入療法/除痰技術
- 呼吸リハビリテーション
- 開胸・開腹術後の肺合併症管理
- 新生児・小児の呼吸管理
- 在宅人工呼吸/集中治療下の呼吸管理
勉強方法
勉強方法にはeラーニングをみる、参考書を買うがほとんどだと思います。
もちろんeラーニングで講義している方が問題も作成するので1度はeラーニングを見ておきましょう。
とは言っても、複数の職種が受ける都合上、自分の得意分野はもちろんあります…
臨床工学技士なら呼吸器はある程度感覚で解けますし、看護師なら基礎的な部分から幅広く、理学療法士ならリハビリ、など。でも試験にはすべて出るので自分の範囲外の分野も抑えておきたいところです。
自分の分野は完璧に!他の分野は丸暗記も仕方ありません!が、ノータッチは厳禁!
参考書としては、呼吸療法認定士用の問題+解説付きの参考書や、問題集などがネットや店頭で売っていますのでそれを元に勉強するのが1番です!

問題集はテスト同様、5択になっているので
「次の中から正しいものを1つ選べ」という問題の時は
正解以外に、なぜ他の4つが間違っているか。を答えられるようにすれば1問で5問分覚えれる範囲が増えます!
あとはトライアンドエラー、間違えたところはチェックしておき、繰り返して正答率を上げていきましょう!
最後に
今日は3学会合同呼吸療法認定士について講習会から更新までをまとめました。
医療者にとってこういう資格は、必要不可欠でもありませんし、取ったからといって給料がすぐ上がる。とかでもありません。(給料upする施設なら取る以外の選択肢ないです!!)
でも勉強すれば日常から見方が変わりますし、自身にもなります。
呼吸はどこの病棟でも、看護師でも臨床工学技士でも理学療法士でも、絶対に役に立ちます!
少しでも分野に興味があって、勉強するきっかけが欲しい方はぜひ「3学会合同呼吸療法認定士」受けてみましょう!

かっこいい自分になるために、頑張ろう!!


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